「サッカー界の嫌われ者50人」を英誌選出 汚職、エルボー、不倫…“悪”の顔ぶれがズラリ

フットボール界のイメージを著しく下落させたブラッター氏がワースト

 フットボール界では華やかなプレーで称賛を集めるスーパースターから、いわゆる“嫌われ者”のヒールまで、様々な役回りがピッチ内外で話題を振りまいている。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」では、「フットボール界の嫌われ者50」と題して特集を実施。ワースト10には、贈収賄事件でFIFA(国際サッカー連盟)の“諸悪の根源”と呼ばれた大物から百戦錬磨のカリスマ指揮官、現代を代表する二大スーパースターの一人まで、様々な顔ぶれがノミネートされている。

「卑劣なオーナーたち、汚れた選手、とんでもない評論家…この業界で最も嫌われた個人を紹介する」

 このように銘打たれた壮大な企画でワーストに選出されたのは、元FIFA会長のゼップ・ブラッター氏だった。

 寸評では「数十年を必要としたが、ブラッターがトップに鎮座していた組織の貪欲さと腐敗は派手な形で暴かれた。フットボールを統治する組織の数多くが失脚した」と言及。1998年から2015年まで務めたFIFA会長の在任中に組織的な不正や汚職の中心人物となったスイス人は、フットボール界のイメージを著しく下落させてしまった。

 

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