「サッカー界の嫌われ者50人」を英誌選出 汚職、エルボー、不倫…“悪”の顔ぶれがズラリ

「将軍」は4位、バロンドール受賞者が6位に

 4位は元UEFA会長でフランス代表時代に「将軍」と愛されたミシェル・プラティニ氏だ。2022年のカタールW杯誘致で裏金を受け取っていた汚職が発覚し、サッカー界で4年間の活動停止処分中。寸評では「現代社会の残念な追放者」と一刀両断されている。また、5位になったリチャード・キース氏は、司会を務めた英国のテレビ番組中に女性に対して数々の問題発言が批判を集めて降板を余儀なくされ、「失脚人生」を歩んだ。

 そして、12月7日に2年連続5度目のバロンドールを獲得したレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、意外にも6位に名を連ねた。ランキングでワーストのブラッター氏が「自己中心的」とあざ笑った強烈な個性が災いし、多くの人間、対戦相手、中立の人々、そして自軍のサポーターからも嫌われる格好になったと記事では分析。ただその一方で、「彼のエゴは明らかに彼の素晴らしさの産物でもある」と評価もしている。

 7位は元ユベントスの敏腕GM、ルチアーノ・モッジ氏が選出。「カルチョポリ」と呼ばれた主審の買収問題などスキャンダルの“主犯格”となり、ユベントスは二度のスクデット剥奪とセリエB降格を命じられた。モッジ氏自身はサッカー界から永久追放されている。

 

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