内田篤人、ウッチー節全開の70分引退会見全文・Part6「炎上覚悟で言えることが…」

日本代表時代の内田篤人【写真:Getty Images】
日本代表時代の内田篤人【写真:Getty Images】

「ザーゴ監督が『今日の試合は全部責任は俺が持つから思い切りプレーしてこい』と」

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――昨日の試合(第12節G大阪戦)で、前半16分から急きょ出場することになった。その時の心境は?

 試合前に(広瀬)陸斗に、絶対怪我するなと、3-0で残り15分で持ってこいという話をしていたんですが……。だいぶ酷い怪我なんじゃないかなと見た目は思いましたけど、心配です。僕のチョイスもありましたし、(永木)亮太のチョイスもあったんですか、(ザーゴ)監督が僕の隣に座って『今日の試合は全部責任は俺が持つから思い切りプレーしてこい』と言っていただいて、そこから準備を始めました。僕が途中から入って、僕がまた怪我して交代枠を一枚使うっていうのは絶対避けたかった。

――試合に途中から出て、サイドからクロスを上げたり、球際で競っていたりしたが、それでもできていないという部分があった?

 途中から交代しても、最後の5分、10分持たない。自分のなかで最後、足が止まってしまうのは終わりだなと。あの強度でずっと90分やれて、中2日でやってきた自分がいる。もっと視野も広かったし、蹴るボールももう少し質が良かったかなと思います。

――ワールドカップに2大会出たが、ワールドカップの存在は?

 4年に一度ですし、国を背負ってプレーするという意味で、お祭り感のほうがちょっと強いかなと思います。レベルとしてはチャンピオンズリーグのほうが高いのかなと思いますけど、名誉だったり、責任感はすごく大きい。チャレンジできる大会なんじゃないでしょうか。

――今後、鹿島に関わっていくビジョンは?

 それは僕が答えることじゃないのかなと思います。僕がアントラーズにいさせてと言っても、いらないよと言われたらそれまでですし。まぁ、そういうことです。

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