内田篤人、ウッチー節全開の70分引退会見全文・Part1「裏切り者と言われましたが…」

現役引退となった内田篤人の会見全文を公開【写真:Getty Images】
現役引退となった内田篤人の会見全文を公開【写真:Getty Images】

「昨シーズンを終わった時に、もう契約してもらえないかなと少し思っていた」

J1鹿島アントラーズの元日本代表DF内田篤人が、24日にオンラインで引退会見を行った。様々な質問が飛んだなか、内田も真摯に対応。約70分に及んだ引退会見の全文をお届けする。

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(冒頭の挨拶)
こんにちは。昨日スタジアムで最後に話したことがほとんどなので、僕からなんとかということは、ほとんどありません。以上です(笑)。質問に移ってもらったほうがいいかな。

――引退は具体的にいつぐらいから考えていた?

 昨シーズンを終わった時に、もう契約してもらえないかなと少し思っていた部分があった。そのなかで、もう1年チャンスをもらえたなという印象でした。今年チャンスをいただけたなと。この前のルヴァンカップの後、そのまま(鈴木)満さんに話をしに行きました。なんて言ったかな……チームの助けになっていないというのと、このまま契約を解除して引退させてほしいということを言いに行きました。

――サッカー選手として純粋に続けたいという思いもあったと思うが、葛藤は?

 先輩たちは、グラウンドでやるべきことをやっていたのを見てきました。僕自身、(小笠原)満男さん、ヤナギさん(柳沢敦)、(大岩)剛さん、僕が入った年は本田(泰人)さんもいた。鹿島の選手らしい振る舞いというか、立ち姿は自分のなかで感じるものがあって、それが僕にはできていないなと。練習中も怪我をしないように少し抑えながら、ゲームでも少し抑えながらというのが続いた。たとえば永木(亮太)、小泉慶、土居(聖真)くんとかが練習を100%でやるなかで、その隣に立つのは失礼だなと思うようになった。鹿島の選手としてけじめをつけないといけないと感じた。例えば、カテゴリーを下げて、環境を変えるために移籍をしてということも選択肢にあったと思うけど、鹿島以外でやる選択肢は(僕には)なかった。ここで辞めさせていただきたいと思いました。あれ、さっきの中田浩二さんも入れておいたほうが良かったかな(笑)。

――(清水東高時代の)梅田(和男)監督にサイドバックにコンバートされた。高校時代の思い出は?

 サイドバックにコンバートされたのは高校時代。磁石の内田と書かれているマークがサイドバックの位置にあった。あ、僕はこれからここでプレーするんだなと。特に質問をすることもなく。点を取れないからサイドバックになったんだなという印象でした、最初は。やってみると面白いポジションで、誰でもできるポジションだけど難しい。僕には合っていたのかなと思います。外から見る感じだったり、相手がこないプレッシャーのなかで少ない選択肢のなかでゴールにつなげるチョイスをするのは、自分に合っていた。先生に関しては、プロサッカー選手になる前に、人それぞれ大事な人に巡り合うことがあると思うけど、僕はそれが梅田先生。家も遠かったので毎朝始発で行っていましたし、本当に理不尽な練習ばかりでしたけど。例えばコーナーフラッグからコーナーフラッグまでスプリントしてクロスを上げるみたいな、今じゃもうできませんけど。THE・高校サッカーみたいな練習が僕には合っていた。

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