浦和が名古屋を撃破! J1リーグ戦5試合ぶりの白星…カンテの決勝ゴールで1-0勝利
埼玉スタジアムで3位名古屋と激突、夏の中断明け公式戦の初勝利
浦和レッズは8月18日のJ1第24節で3位名古屋グランパスをホームに迎え撃ち、前半にFWホセ・カンテが決勝ゴールを奪い1-0の勝利。夏の中断明け、公式戦の初勝利を手にした。
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現在4位の浦和はMF小泉佳穂が6月18日のルヴァン杯清水エスパルス戦以来、リーグ戦では5月14日のガンバ大阪戦以来となるスタメン出場。最前線には前節のサンフレッチェ広島戦でゴールしたFWホセ・カンテが入り、FW興梠慎三はベンチメンバーから外れた。名古屋は浦和から期限付き移籍中のFWキャスパー・ユンカーが契約条項により出場不可となるゲームに、FW酒井宣福とFW永井謙佑、今夏に広島から移籍加入のFW森島司が前線のユニットを組んだ。
互角の立ち上がりから先にスコアを動かしたのは浦和だった。前半11分、敵陣に押し込んだ後にDF明本孝浩からの横パスを受けたカンテは、ペナルティーエリア外から270度回転するような技巧的なシュートを放つと、これが名古屋守備陣の間をすり抜けてGKランゲラックも動けず。カンテの2試合連続ゴールで浦和が先制した。
前半28分に浦和はセットプレーのこぼれ球から小泉が強烈な左足シュートを放ったが、名古屋MF内田宅哉がゴールライン上で好ブロック。名古屋は前半31分に左サイドから切り崩して中央の混戦を抜けたボールにファーサイドからMF野上結貴がフリーで走り込んで合わせる決定機を迎えたが、枠外にシュートを外してしまい得点機会を逸した。
このまま浦和が1点リードでハーフタイムを迎えた試合は、名古屋が後半に向けDF丸山祐市とFW前田直輝を投入。オープンな立ち上がりから試合は名古屋ペースになり、後半10分にはペナルティーエリア内でフリーで前田がシュートする決定機を迎えるも、距離を詰めたGK西川周作がファインセーブ。自陣に押し込まれる形になった浦和は後半19分にMF関根貴大に代えてDF荻原拓也を投入し、名古屋が安定してボールを持つ状態ではMF大久保智明を下げた5バックで迎え撃つ形を取った。
それでも名古屋は浦和が右サイドでミスをしたスキを突いてMF森下龍矢がボールを拾ってペナルティーエリア内まで持ち込んでシュートを放つ場面を作ったが、ボールはクロスバーを直撃。ブロックを作って守りつつ一発のカウンターを狙う浦和と攻め込む名古屋の構図になったが、このまま1-0で試合終了。浦和はリーグ戦5試合ぶりの白星で夏の中断明けの公式戦初勝利を飾った。