サッカー界の「不動産王」は誰? 英紙がランキング、1位は驚愕の“61億円”超え

これだけの豪邸だとメッシも簡単には移籍できない?

■6位:ニッキー・バット 550万ポンド(約8億5800万円)

 2人目の英国人で、このリストにいるのが最も意外な人(唯一意外かも)。この人の名前を聞くと、元日本代表MFで現解説者の戸田和幸氏がトッテナムの入団会見で「プレミアで好きな選手は?」と地元記者に聞かれ、やけにいい発音で「Nicky Butt!」と答えたことを思い出す。それだけならそれほど強烈な思い出にはならないのだが、実はこの直前に筆者も同じ質問を日本語でして、「同じリーグに来たら好きも憧れもない。誰が相手でも、ロイ・キーンでもけずるだけ」(記憶だけで書いているので、このコメントが正確かどうか自信はないが)という答えをもらった直後だっただけに、ニッキー・バットの名前が強烈に刷り込まれたわけだ。「同じ質問なのに」と、狐につままれたような気持ちになったことも忘れられない。

 現役時代はものすごく強かったマンチェスター・ユナイテッドの“一軍半”という印象だが、それでも堅実で隙のないプレーをしてイングランド代表にも選ばれた。確かに戸田氏が”好き”というのも分かる、玄人ウケしそうないぶし銀の選手だった。どうやら実生活でも無駄使いせず、マンチェスターの高級住宅街に屋内プールや映画ルームがある8億5800万円もの豪邸を手に入れることができたようだ。

■5位:リオネル・メッシ 600万ポンド(約9億3600万円)

 この次のポルトガル人選手とともに、国籍を明かすと誰だかバレる選手。ニッキー・バットのちょい上では申し訳ない気持ちがするのも仕方がないほど、実績は雲の上。なんせバロンドール6回受賞の選手。しかし、その持ち家価格ランクでは5位に甘んじた。

 ただし、その豪邸はバルセロナ市内から約20キロ離れた郊外の超高級住宅街「カステイダフェルス」にあり、小さなサッカー・ピッチ、プール、インドアのジム、そして3人の子供が楽しく遊べる遊園地もある。その詳細を見ると、気候の良さも加えて、英国の住宅の倍くらいの値打ちがあるように見える。しかしこんなにいい家じゃ、そう簡単に移籍はできないなあ。家族5人の生活も幸福そうだ。

森 昌利

1962年生まれ、福岡県出身。84年からフリーランスのライターとして活動し93年に渡英。当地で英国人女性と結婚後、定住した。ロンドン市内の出版社勤務を経て、98年から再びフリーランスに。01年、FW西澤明訓のボルトン加入をきっかけに報知新聞の英国通信員となり、プレミアリーグの取材を本格的に開始。英国人の視点を意識しながら、“サッカーの母国”イングランドの現状や魅力を日本に伝えている。

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