【ACL帯同記】横浜FM、カタール遠征「激動の20日間」 16強敗退の悔しさと“おもてなし”への感謝

ファン・サポーターの想いを託されたタオルマフラー【写真提供:横浜F・マリノス】
ファン・サポーターの想いを託されたタオルマフラー【写真提供:横浜F・マリノス】

選手もスタッフも戦い抜くも、悔しさは募る

 決勝トーナメント・ラウンド16の試合当日。おにぎりは選手たちに大好評! ひと安心です(笑)。舞台はグループステージとは異なり、ハリーファ国際スタジアムでした。この会場は、昨シーズンまで横浜F・マリノスに所属していた李忠成選手の決勝ゴールでお馴染みの、2011年に開催されたアジアカップ決勝の舞台です。エキップメントチェックの際やウォーミングアップの際には、選手たちが「立派なスタジアムだね」と声を揃えたように、座席数は約4万5000と日産スタジアムの収容人数には満たないものの、迫力のあるスタジアムでした。

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 実は、カタール渡航前、最後の試合となった川崎フロンターレ戦で、ファン・サポーターの方々から「矢野さんに想いを託します!」とタオマフを頂いており、この試合にも帯同させていただきました。次にACLに出場する時は、ファン・サポーターの熱気溢れるスタジアムに戻っていることを切に願うばかりです。

 12月7日17時、日本時間の23時、クラブ史上初となるACL決勝トーナメント・ラウンド16、水原三星戦がキックオフされました。前半にエリキ選手の先制点で良い流れになったかと思いましたが、アジアでの戦いは甘くはありません。後半に入り、立て続けに失点。後半アディショナルタイムにオナイウ阿道選手のゴールで一矢報いるものの、2-3で敗戦。この瞬間、横浜F・マリノスのACLでの戦いは幕を閉じました。

最後の試合となったラウンド16のロッカールーム【写真提供:横浜F・マリノス】
最後の試合となったラウンド16のロッカールーム【写真提供:横浜F・マリノス】

 ノックアウト方式という意味では、運営担当としてルヴァンカップや天皇杯での敗退を経験していますし、両大会ともに“決勝での敗戦”も経験していますが、正直に言って比較にならないほどの悔しさや寂しさがこみ上げてきました。それは大会の規模云々ではなく、この数週間、カタールという異国の地でともにマリノスファミリーで戦ってきたからこそ、「あの時間がもう終わるんだな。戻ってこないんだな」という虚無感があったからだと思います。

最後まで戦った誇れる選手たち【写真提供:横浜F・マリノス】
最後まで戦った誇れる選手たち【写真提供:横浜F・マリノス】

 ただ、一番悔しいのは選手たちです。だから、そのような姿は見せまいと選手たちに声をかけながら、普段の倍速で後片付けを行いました。ノックアウトステージということで心のどこかで覚悟はしていたはずですが、いざ敗退が決まるといろいろなことが思い出せないくらいのショックがありました。そんななかでも唯一覚えているのは、試合後のバスやホテルの部屋で見たSNSの内容です。多くのファン・サポーターの方々が「ありがとう」という言葉を呟かれており、その一言で救われたような気もしました。

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