天才イニエスタの素顔は? 神戸DF那須が対談時の“執念”を証言「あと5球やらせて」
自身の公式YouTubeチャンネルで対談&シュート対決を実施 「タイミングが合えばいいよと言ってくれた」
ヴィッセル神戸のDF那須大亮は、現役Jリーガーであると同時に、“YouTuber”としての顔も持つ。自身のチャンネルコンテンツには、J1通算最多ゴールを誇るFW大久保嘉人(ジュビロ磐田)やMF松井大輔(横浜FC)ら同じアテネ五輪世代の選手のほか、宮崎大輔(ハンドボール)、山中慎介(ボクシング)、竹原三貴(ボウリング)、HAN-KUN(湘南乃風/アーティスト)など、さまざまなジャンルの著名人が登場。2018年7月の開設から計43本の動画をアップしてきたなかで、一番のヒット作が神戸の同僚であるMFアンドレス・イニエスタとの共演だ。コラボしたことで見えた元スペイン代表のゲームメーカーの素顔について訊いた。
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スペインの名門バルセロナのカンテラ(下部組織)で育ち、2002年のトップチーム昇格後も卓越したテクニックで攻撃を牽引してきたイニエスタ。バルサ一筋16年で、リーガ・エスパニョーラ優勝9回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、FIFAクラブワールドカップ優勝3回など獲得タイトル32個を数える天才は、17-18シーズン限りで契約満了となり、Jリーグの神戸に新天地を求めた。
ワールドカップで世界一にも輝いたイニエスタと「一緒にプレーできるとは思っていなかった」と語る那須は、日々のサッカーに対する姿勢について「どんな時も手を抜かない」と証言する。
「試合がない週でも絶対に準備を怠らない。日々の積み重ねが、今の彼を支えていると思います。一言で表現するなら、『プロフェッショナル中のプロフェッショナル』です。テクニックに関しては……もう次元が違います。彼だけの時間を作ってしまうというか、プレッシャーがかかったなかでも、止まってやっているかのように、トラップ一つから簡単にこなしてしまう。周囲に与える影響はとてつもなく大きいですね」