「このままじゃダメだと…」 FC東京MF東慶悟、紆余曲折の7年を経て描く“10番像”

今季からはチームの主将を務めている東【写真:Noriko NAGANO】
今季からはチームの主将を務めている東【写真:Noriko NAGANO】

「10番なのに献身的で、攻撃にも守備にも顔を出す選手になりたい」

 幼い頃のアイドルらの名を口にした一方で、自らは「たぶん自分は10番っぽい選手じゃない」と笑い、こう続けた。

「長谷川監督が求めることは攻撃だけじゃない。パッて初めて見た人は、10番っぽくないねって思うかもしれない。『あいつ10番なのに、めちゃくちゃ献身的で、攻撃にも守備にも顔を出すね』って選手になれればいいなって思う。そうなりたいし、そうでないと、このチームでは試合には出られないので。自分に求められているところはそこだと思う」

 昨夏のロシアW杯で、かつてロンドン五輪を戦った仲間に先鞭をつけられ、自分はただテレビの前で傍観するだけだった。

「あらためて代表って格好いいと思った。日本の選手だけじゃなく、他の国の選手も本気になって戦っている姿を見て、いいなって思えた。もちろん国を背負うことは、相当なプレッシャーもあるだろうけれど、その重圧のなかで、ああやって頑張っている姿を見るとうらやましくも思えた。

 五輪には出たけれど、『もう一度代表に』という気持ちはある。ただ、それは自然と、ついて来るものだと思っている。あまり意識しすぎるよりも、今やっていることをまずやったうえで選ばれればいい。ロンドンの時とは、また違う感情というか。若い時と、責任やプレッシャーも違うんだろうけれど、それすらも楽しめるくらいになれればいい。W杯を見ていると、みんなすごいなって」

 燃え尽きたと思っていた底には、種火がまだ残っていた。クラブでは新10番、そして今季からは主将も任された。やりがいという名のくべる薪も手元にある。

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