CL8強敗退の名将ペップ、不可解な“誤審”に嘆き節 「あれはオフサイドではない」
ザネのゴールが認められず、主審に抗議して退席処分 後半はスタンド観戦に
ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でリバプールに2戦合計スコア1-5(0-3/1-2)で敗れ、ベスト8で敗退した。現地時間10日の第2戦で退席処分となったグアルディオラ監督は主審の判定に不満を示している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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物議を醸すきっかけとなったのが前半42分のプレーだという。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがゴール前に浮き球のパスを送ると、リバプールGKロリス・カリウスが飛び出してパンチングでクリア。こぼれ球はMFイングランド代表MFジェームズ・ミルナーに当たってリフレクションし、ゴール前に走り込んでいたドイツ代表MFレロイ・ザネの元へ。そのままザネが押し込む形となったが、オフサイドと判定されてゴールは認められなかった。
ペップはこのシーンについてハーフタイム中にアントニオ・ミゲル・マテウ・ラオス主審に抗議。これで退席処分となり、後半はスタンド観戦を強いられた。スペイン人指揮官は試合後にこう振り返っている。
「私は彼が間違っていると言っただけだ。侮辱したわけではない。あれはゴールだと言ったんだ。ボールはミルナーに当たってこぼれてきた。彼は『ミルナーからのボールだ』と言った。あれがミルナーからのボールだと言うならオフサイドではない。我々はハーフタイムの時点で2-0だった。2-0ならチームは少し変わっていただろう」