19年女子W杯出場を懸けた戦いが開幕! なでしこJのアジアカップ注目選手は?

14年大会優勝を知る中島の充実度が目を引く

 中盤では、MF中島依美(INAC)の充実ぶりも目を引く。代表デビューは2011年5月のアメリカ戦で、2013年以降は代表のラージグループに組み込まれ、4年前のアジアカップ・ベトナム大会でも優勝を支えた。その経験は、間違いなく今回に活きるだろう。

 1日のガーナ戦後に収穫を尋ねると、「ゴールの形では、今までにない部分も増えたと思いますし、それは継続してやっていければ。試合のスタートは、個人としても良くなかった部分があるので、修正していきたい」と返答。自ら課題を付け加える、高い意識を見せた。

 2年ぶりに代表復帰したFW川澄奈穂美(シアトル・レイン)とはかつてのチームメイトで、岩渕、ガーナ戦で活躍したMF増矢理花らはINACの同僚。連係面での優位性もある。サイドハーフとボランチで起用されているが、かつてはサイドバックでもプレーした。ポリバレントな能力はスクランブル時にも頼もしい。

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