「何もできず」「自信喪失気味」 レアル、24年ぶりの歴史的敗戦に“機関紙”も酷評の嵐

カップ戦での屈辱的な逆転負けに「マルカ」紙の寸評は辛口続き

 レアル・マドリードは現地時間24日のスペイン国王杯で、レガネスに1-2で黒星。2戦合計スコアで2-2も、アウェーゴール数の差で準々決勝敗退となった。カップ戦の敵地初戦で勝利を収めながら、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで逆転負けを喫するのは、1994年のUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)オデンセ戦(デンマーク)以来。レアル寄りの報道で知られるスペイン紙「マルカ」の寸評では、選手、監督ともに酷評されている。

 読者投票による選手評価で1位になったのは、途中出場のクロアチア代表MFルカ・モドリッチだった。しかし、トップにもかかわらず、「パフォーマンスは少しばかり向上したが、ベルナベウでの歴史的な恥を止めるには十分ではなかった」と評価は芳しくない。

 2位は一時同点となるゴールを決めた元フランス代表FWカリム・ベンゼマだが、「1点決めた。だが、もっと決められたはず。中盤に引きすぎてボックス内で必要な時に行方不明だった」と辛口。続くスペイン代表DFダニエル・カルバハルも、「アクラフの代わりに途中出場。右サイドから脅威を演出しようと何本かクロスを入れたが、危険なことは何もなかった」と指摘されている。

 4位はスペイン代表DFナチョで、「彼はハビ・エラソのゴールで批判を受ける一因となった。彼の足を引っ張る周りの貧弱なパフォーマンスに影響された。アクラフのショッキングなプレーに懸念しすぎる羽目になった」と評されている。前半31分にはDFアクラフ・ハキミの強烈なバックパスをトラップミス。これが先制点のきっかけとなっていた。

 

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