「何もできず」「自信喪失気味」 レアル、24年ぶりの歴史的敗戦に“機関紙”も酷評の嵐

最下位はマジョラル「何もできなかった」

 11位以下は厳しい批判が続出。MFマルコス・ジョレンテは「パスをインターセプトしようと奮闘したが、今季さらなる出場機会を手にするには相応しくなかった」と今後の出番獲得へ厳しい見通しとされ、スペイン代表FWルーカス・バスケスは「アシストを決めたが、ほとんどの試合でいるべきポジションにいなかった。自信喪失気味に見えた」と、プレーからにじみ出る自信のなさを指摘されている。

 ワースト3は新加入DFテオ・エルナンデスが選出。「決定的なゴールを決めたガブリエウを見失った。攻撃もディフェンスも失敗した」と決勝点を許したプレーが響いた。

 14位はスペイン代表FWマルコ・アセンシオだ。次代のエース候補と期待されるレフティーは昨年12月以降リーグ戦の出番が激減し、「カップ戦は彼が重要な選手になり、タイトルを手にするための鍵だったが、彼はもはやプレーしたがっていないようにすら見えた」と、キーマンにふさわしくないパフォーマンスだったとしている。

 そして、不名誉な15位はFWボルハ・マジョラルで、「惜しいヘディング一本を除けば、ゴール前で何もできなかった」と厳しい評価が下された。

 国王杯で敗退し、リーグ戦も首位バルセロナと勝ち点19差(1試合未消化)と連覇は絶望的。“白い巨人”はもはや、三連覇を狙うUEFAチャンピオンズリーグに懸けるしかない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング