クラブのレジェンドが語る好調マンUのキーマン

エレーラの運動量を高評価

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のレジェンドであるブライアン・ロブソン氏が、MFアンドレ・エレーラに賛辞の言葉を贈った。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
 1982年から12年間マンUに所属したロブソン氏は、エースナンバーの背番号「7」を着け、キャプテンも務めていた。
 ロブソン氏は、現在のマンUの好調の要因として中盤に定着しつつあるエレーラの存在を挙げた。
「彼は常に動き、相手選手との距離を詰めるのが非常に素早い。私が見た限り、彼は守備力に優れているね。ハイプレスを怠らない」
 ロブソン氏は、守備面で縦横無尽に走る エレーラを高く評価。攻撃面においても、エレーラの運動量はチームに多大なる影響をもたらしていることを強調した。
「それに加え、味方選手がボールを持った時、常に動き回り、いつもパスを出しやすい距離感を維持している。彼は大きなエネルギーを有しており、周りを巻き込むことのできる力も備えているね」
 4位のマンUは前節、5位のリバプールとの直接対決を2-1で制し、勝ち点差を5に広げた。その試合の先制点をアシストしたのもエレーラだった。
 ここ最近は5試合連続で先発に定着しており、それに比例してクラブも好成績を残している。今季トップ4フィニッシュの鍵はエレーラが握っているのかもしれない。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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