わずか半年で…23歳日本人が欧州1部退団か 五輪→期限付き移籍も「戻ることはない」

ナシオナルの山田楓喜【写真: IMAGO / Maciej Rogowski】
ナシオナルの山田楓喜【写真: IMAGO / Maciej Rogowski】

山田楓喜がナシオナル退団か、半年間で13試合に出場して1ゴール2アシスト

 2024年にJ1リーグの東京ヴェルディで活躍を見せたMF山田楓喜は、25年1月からポルトガル1部ナシオナルに期限付き移籍していた。半年間で13試合に出場した山田だが、クラブは契約を延長することはないようだ。ポルトガルメディア「Record」が報じている。

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 山田は2024年シーズンに東京VでJ1リーグ戦21試合に出場して5得点を記録。パリオリンピックの日本代表メンバーとしても活躍して、日本のベスト8進出に貢献した。もともと京都サンガF.C.に所属していた山田は、2025年も再びレンタル移籍を選択して欧州挑戦に出た。

 ナシオナルにシーズン途中の加入となった山田は、第24節のファマリカン戦(2-1)で初アシストを記録してチームの勝利に貢献し、第32節のヴィトーリア戦(1-2)では途中出場から移籍後初ゴールも決めている。最終的にはリーグ戦で13試合に出場して1ゴール2アシストを記録。ただし、途中出場の試合も多く出場時間はトータル491分に留まった。

「Record」の記事によれば、「2024-25シーズンに京都からレンタル移籍したウイングの山田楓喜、ナシオナルに戻ることはないようだ。23歳の日本人は13試合で492分間にわたってプレーし7試合で先発し、1ゴール2アシストした。この数字はチアゴ・マルガリド監督に再びレンタル移籍で獲得しようと納得させるのに十分な数字ではなかった」と、ナシオナル側を満足させるに至らなかったとしている。

 現在、帰国している山田は、自身のSNSを通じて先日、父親になったことを発表。ベビーカーを押している姿や息子を抱いて歩いている様子をインスタグラムにアップしている。父となった山田が、次はどこでプレーすることになるのかも注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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