28日に第21節が行われた

　J2リーグは6月28日に第21節が各地で行われた。快進撃を見せる水戸ホーリーホックは連勝が「8」でストップしたものの、首位の座を維持した。勝利したベガルタ仙台が2位に浮上し、ジェフユナイテッド千葉は3位とまた1つ順位を落とした。

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　クラブ記録の8連勝で首位まで駆け上がった水戸はホームに徳島ヴォルティスを迎えた。先制を許す展開を強いられたが、後半アディショナル5分にFW寺沼星文が値千金の同点ゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ。勝ち点を「42」に伸ばして首位をキープした。

　仙台も後半アディショナルタイムの劇的なゴールでジュビロ磐田にアウェイで勝利。勝ち点を「40」とし、カターレ富山に0-1で敗れて6戦未勝利となった千葉（勝ち点38）をかわして2位に浮上した。3位千葉から8位サガン鳥栖まで5ポイント差とプレーオフ圏争いは熾烈さを増している。

　今季開幕4連敗と苦しむコンサドーレ札幌は新加入のFＷマリオ・セルジオの初ゴールなどでロアッソ熊本を3-2で下した。2連勝で10位、トップハーフへと上ってきた。

　下位では、横内昭展新監督が就任したモンテディオ山形がV・ファーレン長崎に1-2で敗戦。新指揮官の初陣を勝利で飾ることはできず、順位を１つ落として16位となった。千葉相手に第4節以来の白星を掴んだ富山は勝ち点「19」で降格圏を脱し、17位へと浮上した。18位レノファ山口と19位ロアッソ熊本は勝ち点18で並び、最下位の愛媛FCとの差も2ポイント。今後も1勝の行方で順位は入れ替わる状況は続いている。

　SNSでは、最新の順位表を目にしたファンから「だんだんカオス状態になってきた」「水戸強い」「千葉あんなに独走してたのに…」「団子状態」「射程圏内」「魔境すぎる」「札幌がじわじわ来てる」と様々なコメントが寄せられていた。