群馬が札幌FW中島大嘉を育成型期限付き移籍で獲得

　J2コンサドーレ札幌のFW中島大嘉は育成型期限付き移籍でJ3ザスパ群馬へ加入することが決まった。23歳の中島は「もう足踏みしていられる時間はない」と決意を新たにしている。

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　長崎の名門国見高校出身の中島は2020年に札幌の特別指定選手となり、その後21年に札幌でプロデビューを飾った。10代の頃から将来を嘱望されてきたが、プロ入り後は思うように結果を残せず、23年にJ1名古屋グランパス、24年にJ2藤枝MYFC、J2水戸ホーリーホックと期限付き移籍を繰り返していた。今季はJ2に降格となった札幌に復帰したが、ここまで公式戦8試合で2得点だった。

　中島は札幌の公式サイトを通じて「プロ生活も5年目に入り、未だコンサドーレで活躍出来ていない事がとても悔しいです。残り半年間、ここで定位置を掴めるよう頑張る事も考えましたが、もう足踏みしていられる時間はないと強く感じました。自分の思い描く未来のために、ザスパ群馬で自分の価値を証明する数字をつくってきます。頑張ってきます」と自身5クラブ目となる新天地での活躍を誓っていた。

　中島の加入を伝えたザスパ群馬の公式Xのポストに対してはファンから「期待してます！」「これは熱い補強」「一緒にJ2復帰を目指しましょう」「ワクワクする」「ザスパの救世主になってください」「さすがにサプライズすぎる」「まじか！」「和製ハーランド」と期待の声が多く挙がっていた。身長188センチの長身を誇る23歳は新天地で結果を残すことができるだろうか。