海外驚き「彼女は恐ろしい」 長谷川唯“浮き球15mアシスト”に喝采、圧巻センスが「素晴らしい」

マンCウィメンの長谷川唯【写真:ロイター】
マンCウィメンの長谷川唯【写真:ロイター】

マンC長谷川唯、トッテナム戦のアシスト好パスが反響

 イングランドのマンチェスター・シティ・ウィメンに所属する長谷川唯が、現地時間3月2日に行われたFAスーパーリーグのトッテナム戦(2-1)で決勝ゴールをアシスト。なでしこジャパン(日本女子代表)FW藤野あおばの得点をお膳立てした浮き球パスが注目を浴び、そのアイデアと技術に海外ファンからも賛辞が届いた。

 持ち前の技術で魅せたのは、1-1で迎えた後半33分だった。右サイドでスローインを受けると、前線のスペースへ絶妙な浮き球のパスを送る。すると、およそ15メートル先で反応した藤野の足もとへ見事に届く。ボールを受けた藤野はワンタッチでDFをかわし、そのまま左足を一閃し決勝ゴールとなった。

 ここぞのチャンスで決定力を発揮した藤野のゴールも見事だったが、長谷川の技術にも賛辞が続々。SNS上では海外ファンから「素晴らしい」「彼女は恐ろしい」「ベルナルド・シルバのようにプレーする」といった声が集まり、そのワンシーンが反響を呼んだ。

 長谷川にとって、これが今季リーグ戦での初アシスト。なでしこジャパンの一員として出場した国際大会「シービリーブズ・カップ」では、アメリカ女子代表戦(2-1)で2得点に絡む活躍を見せ、先制点を演出したパスセンスに喝采を浴びたばかりだったなか、その確かな技術と閃きを所属クラブでも早速見せつけた。

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