メッシ、バルサ復帰がかなわなかった訳 クラブ公式が“異例の声明”で説明「要求度の低いリーグで競うことを…」
メッシはインテル・マイアミへの移籍を自ら発表
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)を退団するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは6月7日、米メジャーリーグサッカー(MLS)インテル・マイアミへ移籍することを発表した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」と「スポルト」のインタビューに応じ、自身の口で明かした。これを受けて、復帰するとされていたスペイン1部バルセロナが異例の声明を発表している。
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バルサは公式ホームページ上に「今週、月曜日の6月5日、選手の父親であり、代理人であるホルヘ・メッシは、FCバルセロナとリオネル・メッシが再び、バルサのユニフォームを身につけることを考慮し、バルサからの提案を受けたが、インテル・マイアミに移籍する決断を下したことをジョアン・ラポルタ会長に伝えた」と綴った。
さらにラポルタ会長の反応として「ここ数年、彼が受けてきたプレッシャーやスポットライトから離れ、より要求度の低いリーグで、競うことを望むメッシの決断に敬意と理解を示した。ジョアン・ラポルタ及びホルヘ・メッシは、現在まで常にバルサに愛され、そして、これからもバルサに愛され続けるサッカー選手を称えるために、バルサファンからのふさわしい賛辞を促進する機会を設けることに協力することで同意に達した」と、決断を尊重したことを明らかにしている。
スペイン1部という欧州5大リーグのトップという環境ではなく、アメリカでプロ選手の晩年を過ごすことを決めたメッシ。その決断にまだまだ注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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