ミラン本田、キャリア最大の危機的状況に直面! “忘れられた存在”で次節の代役候補に挙がらず

これまでは本田起用の可能性が報じられてきたが、6日パレルモ戦では全く名前上がらず

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、現地メディアからも存在を忘れられ始めるという危機に直面している。ミランは左ウイングのレギュラーであるFWエムベイエ・ニアングが発熱でダウンしており、6日の敵地パレルモ戦での出場が危ぶまれているが、本田は代役候補として全く名前が挙がらない事態となった。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ニアングがプレーしているのは4-3-3の左ウイングで、ミランの中で全く同じタイプの選手がいないポジションになる。そのため、普段は3ボランチの左を務めるMFジャコモ・ボナベントゥーラがポジションを上げるか、FWルイス・アドリアーノを起用するかという2つのパターンが予想された。ボナベントゥーラがポジションを上げた場合は、ボランチの一角で前節に途中出場したMFマリオ・パサリッチが起用される可能性を報じている。

 本田は右ウイングのポジション争いでFWスソに対して大きな後れを取っているのが現状だ。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は「日本でサムライしてきた」や「メッザ・ニンジャ(半分忍者)」と冗談を飛ばしたこともあったが「左サイドでもプレーできるか考えたい」と話したこともあった。

 現地メディアでは、シーズン序盤の時点では前線の選手にターンオーバーもしくは負傷欠場の可能性が浮上すると、他の選手のポジションを動かすことも含めて本田が起用される可能性が常に報じられてきた。実際にそれが実現することはなかったものの、選択肢の一つとして必ず認識されてきた。

 

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