残留裏話を暴露された本田同僚FW ウェストハム監督「2クラブから打診待ち」と具体名漏らす

アーセナルとアトレチコからのオファー待ち

 ビリッチ監督はバッカ獲得のプライオリティが低かったと強調しつつ、特定のクラブ名を挙げて舞台裏を明かしている。

「彼はアーセナルとアトレチコ・マドリードからのオファーを待っていた。そして、最後にミラン残留を決めた。だが、我々はザザを獲得できて幸せだ。1年前のファーストチョイスなのだから」

 バッカに振られた腹いせなのか、ビリッチ監督はアトレチコとアーセナルからのオファーをずっと待っていたと暴露している。

 ザザは、6月の欧州選手権準々決勝のドイツ戦で脚光を浴びた。PK戦で小刻みなステップを刻んでシュートモーションに入り、守護神マヌエル・ノイヤーが先に動くのを待ったが、シュートは枠外へ。前代未聞の「カエルダンス」の挙句に失敗し、世界中で話題となった。

 イタリア国民に対して謝罪する羽目になったザザは、ウェストハムの補強リスト内で実力的に下位に属すると思われるが、それでもビリッチ監督は獲得に満足していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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