「かなり関心を持っている」 久保建英、“古巣”レアルも熱視線の活躍と現地報道「復帰もありえるかも」

久保建英【写真:Getty Images】
久保建英【写真:Getty Images】

ELユナイテッド戦では決勝点につながるPKを誘発するなど勝利に貢献

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間9月8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節マンチェスター・ユナイテッド戦(1-0)で決勝点につながるPKを誘発するなど存在感を発揮した。新天地にマッチするプレーを見せており、スペインメディア「Fichajes」は「レアル・マドリードはかなり関心を持っている」と伝えている。

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 レアル・マドリードから完全移籍し、レアル・ソシエダと5年契約を結んだ久保。リーガ・エスパニョーラ開幕戦で、いきなり今季初ゴールを決めるなど、好調をキープしている。

 9月8日のELユナイテッド戦では、久保は4-4-2システムにおける前線の一角としてスタメン出場。味方からパスを引き出し前に持ち出そうと果敢な姿勢を見せたなかで、システム変更により左サイドでのプレーとなった後半には絶妙クロスから好機を演出し、同11分にはショートCKのチャンスから久保のパスを起点にPKを誘発。これで得たチャンスをMFブライス・メンデスがモノにして、レアル・ソシエダが勝利した。

 スペインメディア「Fichajes」によれば、久保の保有権を50%持っているレアルが、退団後のハイパフォーマンスに熱視線を送っているという。記事では、「レアル・マドリードは久保を見失わない」との見出しで、伝えている。

「久保は、左サイドを起点にヴィクトル・リンデロフの夜を苦いものにした。その縦への強さ、技術、スピードは、欧州の大舞台でも発揮され、危険な存在となった。すべてが21歳の時間になっていた。この試合によって、レアル・マドリーがレンタル、または買い戻すためのオプションを気にし出したという。また、ヴィニシウスがスペイン国籍を取得したことでEU圏外枠が1つ空いたのだ。これで選手層を厚くできることを考えると、復帰もありえるかもしれない。彼の場合、すべての仮説がオープンなのだ」

 名門レアル・マドリードが放出した久保に注目せざるを得ないほど、新天地レアル・ソシエダで充実の時間を過ごしていると言っていい。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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