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“プレミア最強説”にスコールズが苦言 「スペインがベスト」「スポンサーマネーが邪魔」と力説
「イタリアのリーグは劣っているとも聞くが、それはよく見ていないだけ」
イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドの中盤を長年支えたレジェンドであり、元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が、プレミアリーグを“世界トップ”だと認識している関係者やファンに苦言を呈した。英高級紙「ガーディアン」に対して「プレミアはベストリーグではない」と語っている。
「よくイングランドが世界のベストリーグだという言葉を聞く。だが、私はスペインがベストであると考えているし、ドイツにもより優れたチームがある。イタリアのリーグは劣っているとも聞くが、それはよく見ていないだけではないか。ユベントスは世界中のすべてのクラブを倒し得る。去年、マンチェスター・シティは簡単に彼らに負けたではないか。彼らは守ることしか考えていないという言葉も聞くが、それは事実ではない」
スコールズ氏は、イングランドの「自国こそが最強」という風潮に疑問を呈している。そして、イタリア王者ユベントスと昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージで対戦して2連敗のシティを例に挙げ、イタリア勢を下に見るのはよく見ていないからだと語った。
「ヨーロッパのカップ戦を見れば、スペインが最も優れているのは明らかだ。昨季のCLとUEFAヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝に進出した16チームのうち、6チームがスペイン勢。ほぼ半分にあたる。イングランドは2つだけだ。ベストプレーヤーは、スペインまたはバイエルン、ユベントスに行く。ベストプレーヤーの1人だったギャレス・ベイルも、我々のリーグを後にした。リオネル・メッシやネイマールをプレミアリーグで見ることだってできない」
スコールズ氏は、プレミアリーグのクラブをスペインの上位クラブ、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘン、ユベントスの次にあるレベルだと考えているようだ。