“FW起用”のソシエダ久保「賢くプレーしていた」 森保監督が新天地デビュー戦評価「素晴らしかった」

ソシエダで鮮烈なデビューを飾った久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダで鮮烈なデビューを飾った久保建英【写真:Getty Images】

森保一監督がオンライン会見に対応、ソシエダ久保の鮮烈デビューに言及

 日本代表の森保一監督は8月16日、オンライン会見に応じ、スペイン1部レアル・ソシエダMF久保建英のリーガ・エスパニョーラ開幕戦におけるパフォーマンスを評価。前線2トップの一角で臨機応変なプレーを見せた点について、「スペースを探して賢くプレーしていた」と語った。

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 久保は立ち上がりから積極的にパスを呼び込み、味方との連係から相手ゴール前へ迫るシーンをたびたび見せたなか、前半24分、MFミケル・メリノからの縦パスをゴール前中央で受け、左足でワントラップ後、右足で絶妙なボレーシュートを叩き込んだ。

 新天地デビュー戦でいきなりセンセーショナルな活躍を見せた久保について、森保監督は「素晴らしかったですね。ゴールに向かっていく姿勢が得点という結果に表れて良かった。本人もポジションを掴むために結果が必要ということを意識していたと思うので、前向きな姿勢が結果に表れたので良かった」と、結果が伴ったプレーぶりに賛辞を送った。

 カディスとのアウェーゲームで、久保は主戦場とする2列目の右サイドではなく、4-4-2システムにおける前線2トップの一角で出場。前線に張らず、サイドや中盤へ流れてパスを引き出すなど、状況に応じて適切なプレーを心掛けていたことに関しては「他の選手とローテーションしながらスペースを探して賢くプレーしていた。時間とスペースがあるというところを見つけてプレーしてうまく自分を発揮していた」と、印象を述べた。

 日本代表では主に2列目での起用が続くなかで、「タケの良さを出してあげたいが、その前にチームの戦い方やコンセプトがある。まずはチームでの戦いを一番に考えて彼の良さを少しでも発揮させてあげられるようなポジションや関わりを伝えていきたい」と森保監督。チーム戦力の一員として捉え、起用していく意向を示した。

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