ミラン落第補強で大炎上! 「もっとマシな予算の使い方は…」と伊メディアが一刀両断

強化担当のガリアーニCEOが補強診断で最低の4点ゲット

 今夏の移籍市場でも、日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは資金難により“格安補強路線”となったが、これが現地メディアから酷評されている。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、現地時間8月31日23時の移籍市場終了をもってセリエA所属全20クラブの今夏の移籍市場での動きを採点。王者ユベントスがトップの「9.5点」を与えられた一方で、ミランはパレルモと並ぶワーストタイで完全なる落第点となる「4点」を付けられ一刀両断されている。

 その寸評は、ミランの移籍市場での動きを全否定するほどに厳しい指摘が並んでいる。

「ミラン、4点。ガリアーニ(強化責任者)が少ない予算しか持たなかったのは事実だが、もっとマシな使い方はできなかったのか。(昨季セリエB得点王の)ラパドゥーラはすでに売却が考慮されるレベルであり、ソサは評判が誇張されただけの存在だ。パサリッチ、バンジョーニ、グスタボ・ゴメスは賭け以外の何物でもない」

 資金不足からミランはフィジカルに不安を抱える選手や、移籍金が格安の選手にターゲットを絞る形になった。結局、最大の補強はヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の招聘であり、レギュラークラスでの筆頭はジェノアからレンタルバックしたFWスソという寂しすぎる状況だった。

 

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