伊紙が1アシストの本田に“落第評価” 「平凡なコントロール」とリスクを負わない姿勢に苦言

「果敢で積極的なプレーを期待したが…」

 そして4-3-3システムの右ウイングで先発した本田は、前半39分にアドリアーノの一撃をアシストし、フル出場を果たしたが、落第を意味するバツマークが付けられている。

「2軍から先発の出番を手にしたのだから、もっと個性の強いプレーや、果敢で積極的なプレーを期待していた。だが、平凡なコントロールにとどまり、リスクを負わなかった」

 ベンチを温め続けた背番号10には、千載一遇の先発のチャンスでアピールが足りなかったと厳しい批判を受けている。昨季リーグ戦1得点3アシストの本田だが、今季は去就が注目されながらも、中国企業への身売り交渉が遅れ、今夏の移籍市場で資金を投入できなかったことから、残留となった。

 有無を言わさぬパフォーマンスで、定位置を確保したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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