伊紙が1アシストの本田に“落第評価” 「平凡なコントロール」とリスクを負わない姿勢に苦言

開幕に向けた最後の実戦で先発復帰も、ミラン10番に辛口評価

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は14日、21日のトリノとのセリエA開幕戦に向けた最後の実戦となるフライブルク戦に先発フル出場。FWルイス・アドリアーノの先制ゴールをアシストするなど2-0の勝利に貢献したが、イタリア地元紙は「リスクを負わなかった」と落第との評価を下している。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、昨季ブンデスリーガ2部で優勝した昇格組のフライブルクとの一戦で見せたミランのパフォーマンスに、苦言を呈している。

「ミランは醜かったが、勝った。ミランはアドリアーノを再発見した。ボールポゼッションは簡単に見破られるが、初めて失点がなかった」

 2-0で勝利したが、内容は乏しかったと酷評する一方、評価が上昇した選手と下降した選手を格付けしている。

 同紙はゴールを決めたアドリアーノと、GKジャンルイジ・ドンナルンマの評価が上昇したと評価。アドリアーノには「ゴールをすれば評価は高くなる。彼のゴールでミランは勝てたのだから。他のことは言わずが花」と、得点以外に特筆すべきことはなかったと辛口の評価となっている。

 

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