相次ぐ主力の離脱…久保建英、大迫不在のアタッカー陣へ「できる限りのサポートをしたい」
久保ら海外組も集結「切り替えて気持ちを高めていっている」
森保一監督率いる日本代表は3月24日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦する。勝てば本大会出場が決まる大一番となるなか、MF久保建英(マジョルカ)は23日のオンライン会見で「みんないい緊張感でやれている」と強調した。
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ホームでのオーストラリア戦(21年10月12日)では、MF田中碧(デュッセルドルフ)と相手のオウンゴールで2-1と勝利。現在2位の日本は、今回の敵地オーストラリア戦で勝利すればカタール行きが決まる。
久保は前回対戦を踏まえつつ、「置かれている状況、僕たちも相手も違う。まったく違った試合になると思う。入りも厳しいものになると思う。90分持たせようというよりどんどんギアを上げてくると思う。相手のサポーターも含め難しいアウェーは経験しているけど、それ以上のものがあると思う」と、地の利があるオーストラリアに警戒を強めた。
FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)ら日本代表の主力クラスが怪我で不在となるなか、「どっちも長くやっていい特徴を持っている選手だと思う。大迫選手、酒井選手がいないというのはあっても、誰が出てもというチームでやっているなかで、いない選手の話をするよりも今いる選手、そこで大迫選手がいないという話をすれば上田(綺世)や林(大地)に変なプレッシャーを与えると思う。一緒に出るチャンスがあれば、彼らがFWとして点を取ってくれて勝てればいいので、できる限りのサポートをしたい」と誓う。
選手も現地に続々と集結し、大一番が迫るなかでチームの雰囲気は良いという。「今のところ重い空気感はないし、みんないつもどおり合流して切り替えて気持ちを高めていっていると思う」と言及。また、欧州リーグでプレーする選手たちはシーズン終盤戦を戦っており、「チームではみんなリーグ戦終盤で、自分の来季が決まるし、みんないい緊張感でやれていると思うので、そのまま気持ち、コンディションでやれたらいい。代表はこれがゴールではなく、次につなげられるように良い準備をしたい」と、海外組のコンディションも良好と強調した。
敵地オーストラリア戦でチーム一丸となり、日本の7大会連続W杯出場を勝ち取る構えだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)