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英紙が選ぶ夏の移籍市場「注目の100人」 日本人選手で唯一選ばれたのは…
大物から若手までランキング形式で紹介 マインツ武藤が60位にランクイン
今年の夏は一体どんな大型移籍が実現するのだろうか。夏の移籍マーケットの本格化に向け、英紙「デイリー・テレグラフ」ではその去就に注目が集まる選手をランキング形式で100人選出。メガクラブによる争奪戦が噂されるワールドクラスから若手の逸材まで、バラエティに富んだ顔ぶれが紹介されている。そして日本代表からは、昨夏にマインツに加入したFW武藤嘉紀が、唯一60位に選出されている。
昨夏から欧州の移籍市場を最も賑わせた日本人選手と言えば、武藤で間違いないだろう。今回のランキングでは60位に選ばれた。昨年はチェルシーから公式オファーがあったことが発覚し、大きな話題となった。最終的に武藤はマインツ移籍を決断し、ブンデスリーガでの挑戦に臨んだ。負傷により後半戦は欠場したが、20試合出場で7得点を記録。ブンデス初ゴールを決めた第3節(15年8月29日)のハノーバー戦で2得点、第11節(10月31日)のアウクスブルク戦ではハットトリックを決めるなど鮮烈なインパクトを残した。そして1月には英メディアでマンチェスター・ユナイテッドが武藤にオファーと報じられたために、より一層の注目を集めるようになった。
英メディアは、今でも武藤を追いかけているようだ。特集では「武藤嘉紀はチェルシーではなくマインツを選んで、昨季ヨーロッパにやってきた。すると、彼はドイツにすぐさま馴染み、あっという間にチームの重要な選手となった」と評された。ハードワークを厭わない姿勢や、1年目から7得点という成績を残したことにも言及されている。今冬同様にマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していると触れ、その移籍金は約1500万ポンド(約22億5000万円)と推定されている。