スペイン紙選出の「EURO欠場ベストイレブン」 香川、岡崎の同僚の名前も…

4年に一度の大舞台を逃した男たち 大物に負傷者が多く、豪華な陣容に…

 開幕まであと5日を切った欧州選手権(EURO)だが、今大会は負傷などによっていつも以上に強豪国の有力選手が、4年に一度のビッグイベント出場を逃している。スペイン紙「スポルト」も、欠場が決まった”ベストイレブン”を紹介している。

 今大会から出場が24カ国に増えたEUROだが、欧州強豪の一角であるオランダ代表が本大会出場を逃している。その中で選出されたのは、GKイェスパー・シレッセン(アヤックス)。2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)で正守護神を務めた実力派は、FWアリエン・ロッベン(バイエルン)、MFウェスレイ・スナイデル(ガラタサライ)らとともにフランスの地に辿り着けなかった。

 フィールドプレーヤーは4-2-3-1のフォーメーションで配置されていて、最終ラインには欧州メガクラブでもなかなか揃えられない4人が並ぶ。負傷で早くから大会への出場が絶望となったポルトガル代表のファビオ・コエントラン(モナコ)、ベルギー代表のヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・シティ)の欠場は、それぞれ初優勝を目指すチームにとっては大きな痛手だ。

 センターバックのもう1枚は、今季レアル・マドリードでリーグ戦26試合に出場したフランス代表のラファエル・ヴァラン。母国開催のEUROでのさらなる飛躍が期待された23歳だが、レアルでの練習で負った左足のケガが癒えず無念の欠場となった。そして右サイドバックには、14年ブラジルW杯でドイツ代表を引退しているフィリップ・ラーム(バイエルン)が選出されている。ヨアヒム・レーブ監督は着実に世代交代を図ったため、世界王者は170センチの”小さな巨人”に頼らずに欧州の頂点を目指す。

 

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