「J2→J1」の“個人昇格”で大ブレイク! 夏のステップアップ移籍で成功した歴代3人

2018年にJ1神戸にステップアップした古橋亨梧【写真:Getty Images】
2018年にJ1神戸にステップアップした古橋亨梧【写真:Getty Images】

今夏も注目選手が多い「J2→J1」移籍、古橋の成功は“非エリート”の若手に勇気を与える

 東京五輪が閉幕し、いよいよJリーグが本格的に再開する。この期間に多くの移籍があったが、注目したいのがJ2からJ1に“個人昇格”した選手たちだ。ブラウブリッツ秋田からFC東京に加入したDF鈴木準弥や水戸ホーリーホックから浦和レッズに加入したMF平野佑一など、非常に楽しみなタレントが多い。

 今回はこれまで、歴代で夏にJ2からJ1に移籍して大ブレイクした3人の選手たちをピックアップする。

■古橋亨梧(2018年/FC岐阜→ヴィッセル神戸)

 現在スコットランドのセルティックで、本拠地デビューとなったダンディー戦でハットトリックを達成するなど活躍している日本代表FW古橋亨梧は、夏のJ2からJ1移籍の出世頭だろう。今では毎年のように期待のタレントを送り込む育成の名門として定着した興國高校の出身で、中央大学に進んだが、複数のクラブに練習参加もなかなかオファーが届かないなかで大木武監督(当時)のFC岐阜が声をかけた。

 ルーキーイヤーの2017年に開幕スタメンを勝ち取った古橋は、そのまま主力に定着すると、翌年は半期で11得点を記録。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが加入するなど、J1屈指のタレント力を誇るヴィッセル神戸に移籍した。その年は残りのシーズンで5得点に終わったものの、良質な外国人選手のなかで技術と感性を磨き、J1でも得点力がアップ。11月には初めて日本代表に選ばれた。

 背番号を16から11に変更した2020年はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の水原三星戦で劇的なゴールを決めて、新エースとしての存在感を高めていく。日本代表でも今年6月のタジキスタン戦で初スタメン1ゴール1アシストを記録するなど、乗りに乗っているなかで、アンジェ・ポステコグルー監督が就任したセルティックに推定7億円とも報じられる移籍金を残して欧州に渡った。

 揺るぎない向上心で波に乗る26歳。まだまだ続くであろうサクセスストーリーは、“非エリート”の若手選手たちに勇気を与えるものだろう。

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