C・ロナウドが古巣マンU監督就任の天敵モウリーニョを許した 「いつの日か彼を抱きしめる」

レアル監督時代終盤に対立も寛容な心「父は憤慨する必要はないと言った」

 同じポルトガル人のロナウドとモウリーニョ氏だが、2010年から13年までレアルで共闘した終盤には確執が伝えられた。CR7自身も対立関係を認めていたが、「いつの日か、僕は彼を抱きしめることを確信しているんだよ」と雪解け可能と主張。過激な発言でしばし敵を作るポルトガル人監督に、大人の対応をみせている。

「僕の父は、憤慨する必要はないと教えてくれた。人を許す方法を知っている必要がある。一般的にもあなた方の妻やガールフレンドでもそうだと思うけど、人生の中には何らかの問題が起こるものだ。だけど今、僕と彼の間では問題はないんだよ」

 先日“生涯レアル”を宣言したロナウドだが「アンチェロッティやベニテスの下でトレーニングしたけれど、モウリーニョのもとでも再びプレー可能だよ」と寛容さを示している。世界最強のアタッカーが送ったエールを、カリスマ指揮官はどのように受け止めるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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