C・ロナウドが古巣マンU監督就任の天敵モウリーニョを許した 「いつの日か彼を抱きしめる」

「モウリーニョなら再び頂点に戻す。そう願っている」

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは確執が表面化していたジョゼ・モウリーニョ元監督のマンチェスター・ユナイテッド監督就任について「ユナイテッドが頂点に戻る手腕を発揮するよう願っている」とエール。かつての天敵を許す、大人の対応をみせている。

 28日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝アトレチコ・マドリード戦を前に、ロナウドはスペイン地元テレビ「ラ・セクスタ」のインタビュー番組に出演した。今シーズンのCLでは計16得点を挙げて絶好調をキープしていることもあって、カリスマは口も滑らかだった。

 それはモウリーニョ氏がユナイテッドの指揮官就任がほぼ確定していることについて問われた際も変わらなかった。「ユナイテッドが望んでいるのならば、それ(モウリーニョ監督就任)はいいことだと思うよ」と切り出し、古巣への愛情とともにカリスマ指揮官の実力をこう認めた。

「僕の心の中では、いまだにユナイテッドは特別な場所だ。だから今彼らが置かれている状況を見ると、心が傷つくんだ。モウリーニョならユナイテッドを再び頂点に戻すための手腕を発揮できる。そうなることを僕自身も願っている」

 

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