「2年半ミラニスタから愛と信頼与えられず」 ミラン本田に今季限りで退団報道

ドイツ、スペイン、イングランドが新天地か

 同サイトは先日の1-0で勝利したボローニャ戦後の選手採点において前線でのハードワークを主要な評価点としてチーム最高タイの採点を与えていたが、他のイタリアメディアは全て「トップ下として攻撃への影響力が少ない」と酷評していた。トップ下である以上、攻撃面での成果を求められるのはどのリーグでもレベルでも当然だが、フットボール文化の違いも本田のプレーが2シーズン半過ごしたイタリアに合わないという見方を示している。

 そして、現実的な手順として、15日のリーグ最終節ローマ戦と21日のイタリア杯決勝のユベントス戦後にアドリアーノ・ガリアーニCEOと兄であり代理人の本田弘幸氏が会談を持ち、そこで2017年6月までの契約を延長する議論が交わされるとしている。しかし、ガリアーニCEOはシーズン中の段階ですでに「本田の契約延長交渉を急ぐ必要はない」と発言していたことから、残り1年の契約期間となったこの時点で、本田サイドが移籍を希望した場合に引き留めることは困難だと見通しを報じている。

 「どちらにせよ、このシーズン終了後の会談が決定的なものになる」と指摘。現在中国企業への身売り交渉を進めるミランは移籍金を得るためにも来季に向けた移籍市場で他クラブへの放出を迫られることになる。過去に本田獲得に興味を示したクラブでは、スペインではバレンシア、イングランドはトットナムとウェストハム、ドイツでは日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが挙げられる。

 この特集通りならば、日本人として初めて背負った「ミランの10番・本田」の姿はあと2試合で見納めとなる。本田加入と同じタイミングで、クラブ史上に残る暗黒時代を迎えたミランに来季のUEFAヨーロッパリーグ行きとイタリア杯というタイトルを置き土産にして、次なるステップに進むことができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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