EL出場権獲得を狙うミラン 強敵ローマとの最終節に本田がトップ下で4戦連続先発へ

今季1841分間で1ゴールと深刻な決定力不足

 リーグ3位のローマに勝つのも、絶対王者ユベントスに勝つのも困難な状況で、ブロッキ監督は司令塔復帰を急がせずに、一発勝負のユベントス戦に全力を注ぐ予定のようだ。そのためローマ戦ではボナベントゥーラに無理をさせず、スーパーサブとして試合勘を取り戻す程度にとどめるため、本田がトップ下で引き続き先発起用されると見られている。

 今季のリーグ戦で1得点3アシスト、1841分間でわずか1ゴールという深刻な決定力不足を露呈している本田。ミランが中国資本への身売り話を進めているが、仮に売却が成立した場合、本田の契約延長話を進めていたアドリアーノ・ガリアーニCEOは解任されるとレポートされている。来季去就が不透明となるなか、本田はなんとしても最終節で2点目をマークしておきたいところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング