EL出場権獲得を狙うミラン 強敵ローマとの最終節に本田がトップ下で4戦連続先発へ

”一番手”ボナベントゥーラは、イタリア杯決勝に向け温存のベンチスタート

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、14日の今季リーグ最終節のローマ戦で4試合連続の先発出場を果たす可能性が高まっている。トップ下のライバル、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが右太もも裏の故障からチーム練習に合流を果たしたものの、21日のイタリア杯決勝ユベントス戦での先発復帰に向けて、時間限定の途中出場で調整を行うことが分かった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 今季のリーグ戦6得点10アシストのボナベントゥーラは4月22日のカルピ戦で負傷。クリスティアン・ブロッキ監督がトップ下の1番手と明言しているが、記事ではナポリと熾烈な2位争いを展開する強敵ローマ戦では、スタメン出場はないと指摘している。

「ベルトラッチも土曜日の夜メンバーに入るし、ボナベントゥーラも故障が癒えた。だが、ジャックはローマ戦ベンチ。後半からプレーする。20分から30分プレーしなければならない。少しずつ慣らしていく。イタリア杯へ向けて無理のないように投入する」

 ミランは現在6位のサッスオーロと勝ち点1差の7位。来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得するには、6位に入るか、イタリア杯決勝でユベントスに勝つしかない。

 

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