久保建英、72分間の“充実度”をスペイン紙評価 「ボルダラス監督も仕事ぶりを認めた」
ウナルのゴールをアシストした以外にも、積極的なプレーを現地紙は評価
スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英は、現地時間21日のリーガ・エスパニョーラ第28節エルチェ戦(1-1)で移籍後初アシストをマークした。7試合ぶりのスタメン起用で奮闘したレフティーに対し、現地紙も「ヘタフェの茂みに光を当てる」と評価している。
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久保は今冬の移籍市場でビジャレアルとの期限付き移籍を打ち切り、ヘタフェへと“再レンタル”。加入当初は主力として活躍していたものの、直近6試合連続で先発から外れていた。
エルチェ戦で7試合ぶりの先発出場となった久保は、前半は存在感を示すのに苦労していたが、0-1のビハインドで迎えた後半15分、決定的な仕事を果たす。
右サイドでパスを受けると、対峙した相手DFホアン・モヒカを縦への仕掛けで翻弄し、右足でグラウンダーのクロスを供給。ニアサイドに走り込んだFWエネス・ウナルがワントラップから押し込み同点ゴールを奪った。久保にとってはヘタフェ移籍後、初のアシストとなった。
スペイン紙「EstadioDeportivo」は、「クボ、ヘタフェの茂みに光を当てる」との見出しで取り上げている。
「最近6節でベンチが定位置となったあと、タケフサ・クボのヘタフェでの先発出現は、最後のところで創造性が欠けていたチームにイマジネーションの鎮痛剤の役目をもたらした。レアル・マドリードが獲得するために強化したそのレベルの高さのすべてを披露。エルチェはクボが後半27分にフランシスコ・ポルティージョと交代するまでの72分間苦しんだ。良いコントロール、ライン間を通すパス、突破力、意表をつくペースチェンジ、正確なフリーキック、ゴールチャンス、エネス・ウナルへのアシストは大きな声を上げて責任感を求める彼の履歴書に埋めるものになった」