「我々を終わらせるために登場」 久保のジョーカー起用にレアル専門メディアが嘆き節

ビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】
ビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】

ビジャレアルとレアルの一戦は1-1のドロー 久保は終了間際に途中出場

 ビジャレアルは現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ第10節でレアル・マドリードと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。日本代表MF久保建英は後半44分に途中出場。その際、レアル専門メディアは「我々を終わらせるためにクボが登場」と嘆き節の投稿をしていた。

 日本代表のオーストリア遠征に参加し、2試合に出場した久保は、再開初戦でいきなり“保有元”レアルとの一戦を迎えた。久保はベンチスタートとなったが、試合は開始早々の前半2分に相手FWマリアーノ・ディアスに先制点を奪われる展開に。それでも、後半に入ると徐々にビジャレアルに流れが傾き、後半31分にPKを獲得すると、これをスペイン代表FWジェラール・モレノが決めて同点とした。

 これを機に攻勢を仕掛けたビジャレアルは1-1で迎えた後半44分、MFモイ・ゴメスに代わって久保がトップ下に投入される。すると、レアル専門メディア「Managing Madrid」は公式ツイッターで「我々を終わらせるためにクボが登場」と、防戦一方の状況での久保投入に嘆きのツイートをしていた。

 そして投入直後の後半アディショナルタイム、久保はペナルティーエリア左で相手GKティボー・クルトワとの1対1の決定機を迎え、これを生かすことができなかったが、レアルに冷や汗をかかせたことに加え、右サイドからのドリブル突破の際に相手MFトニ・クロースに倒され、イエローカードを誘発した。わずか数分間のプレーとなった久保だが、保有元レアルにとっては厄介な存在になることができたのかもしれない。

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