「それを背負うだけの重みと責任がある」 J復帰の柿谷曜一朗がつけるセレッソ大阪「8」番の系譜

 2016シーズン、”ジーニアス(天才)”とも称された柿谷曜一朗が、セレッソ大阪への復帰を果たした。

 それは同時に、1年半にわたり”空位”となっていたあの番号も、再びその主の元へと戻ることを意味していた。

 桜の「8」番――。

 その歴史は、”ミスター・セレッソ”から始まり、後を継いだ者たちはその責任と重みを背負い、いつしか海を渡るプレーヤーを輩出する出世番号となった。

 C大阪のエースナンバー「8」の系譜を、振り返る。

 

“ミスター・セレッソ”の8番は、香川真司へ

 特定の数字がそのチームにとって特別な意味を持つ。それぞれのクラブにそういった番号は存在する。セレッソ大阪にとっては、『8』番がチームの象徴であり、絶対的エースの称号。

「8の価値をここまで高めてくれたのは、僕の後につけた選手のおかげ」

“ミスター・セレッソ”森島寛晃はそう謙遜するが、プレーヤーとしての全てをセレッソにささげ、いかなる時もクラブ、サポーターのために戦い続けた初代8番の重みが、後に続く選手たちへ大きな影響力を与えていることは間違いない。2008年。首痛により引退を決意した森島は、当時プロ3年目の香川真司に8番を託すことを決意した。「チームの総意として『真司に託したい』と。苦しい時に点を取ってくれる、誰もが認める選手になっていた」とその理由を明かす。

 09年。クラブの期待を一身に背負った香川は大活躍。27ゴールを奪ってJ2得点王に輝くとともに、チームをJ1昇格へと導いた。

 10年7月。香川はドルトムントへ移籍する。C大阪でのラストマッチとなった10年の第12節・ヴィッセル神戸戦では、後に8番を背負うことになる清武弘嗣に対して、「キヨはキヨらしくプレーすればいい」。そんな言葉を送った。

 

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