W杯優勝メンバーの監督誕生、再び? 名門ローマ、レジェンドMF招聘の可能性
ローマの所有権移行に伴い、監督人事の新たな動きを伊メディアが指摘
イタリア・セリエAの名門ローマは、来季に向けてクラブの所有権が米「フリードキン・グループ」に移った。これによって多くの不透明な状況を生み、引退して間もないクラブのレジェンドが監督になる可能性もあるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ローマは今月に入り、イタリア系の米国人実業家のジェームズ・パロッタ氏から米国のフリードキン・グループに5億9100万ユーロ(約740億円)でクラブの保有権が売却されることが発表されている。詳細は今月末までに詰められる予定だ。
その状況下で、監督人事は昨季からのパウロ・フォンセカ氏の留任が最有力とされるものの、他の可能性もあるという。その一つが、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)におけるイタリア代表の優勝メンバーで、ローマのレジェンド的な選手でもあるMFダニエレ・デ・ロッシ氏の監督就任にあるとした。
特集では、イタリア語のことわざである「3のない2はない(二度あることは三度ある)、4は自然にやってくる」を引用し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏はナポリ、フィリッポ・インザーギ氏がベネベント、そしてユベントスの監督にアンドレア・ピルロ氏が就任したことに言及。4例目としてデ・ロッシ監督の誕生があっても不思議はないと指摘している。
他にもユベントスを解任されたばかりのマウリツィオ・サッリ氏や、元トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ氏、元ユベントスやACミランのマッシミリアーノ・アッレグリ氏の名前も挙げられた。
経営権の変更はクラブの方針を大きく変える可能性が十分にあるだけに、ローマの動向は注目される。そして、ピルロ氏に続いてW杯優勝メンバーの監督誕生ということがあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)