南野拓実、リバプール内でトップ5にランクイン! 海外記者が“2項目”のデータを紹介
初ゴールは来季に持ち越しも…アタッキングサードでの平均プレッシング回数で5位に
日本代表MF南野拓実は今年1月にリバプールへと移籍し、公式戦15試合に出場するも、初ゴールは来季に持ち越しとなった。そんななか、海外記者は90分間の平均で見た敵陣でのボール奪取回数とアタッキングサードでのプレッシング回数をデータで紹介しており、南野がトップ5にランクインしている。
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南野はザルツブルクから加入後、リバプールの一員としてリーグ戦に10試合、FAカップに3試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に2試合出場。1年目でプレミアリーグ優勝を経験したが、世界のトッププレーヤーがひしめくタレント軍団の中で出番を勝ち取ることは難しく、ノーゴールノーアシストに終わった。
そんななか、英紙「ガーディアン」や英公共放送「BBC」などに執筆するハメス・ナルトン記者は、自身の公式ツイッターで、90分間平均で見た時の敵陣でのボール奪取回数とアタッキングサードでのプレッシング回数に関する「Wyscout」のデータを紹介。それぞれの項目におけるリバプールのトップ5の選手を紹介している。
敵陣でのボール奪取数は19歳MFカーティス・ジョーンズ(8.18回)、ブラジル代表MFファビーニョ(6.49回)、ギニア代表MFナビ・ケイタ(5.41回)、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(5.07回)、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(4.62回)の順となっている。
一方、アタッキングサードでのプレッシング回数は、エジプト代表FWモハメド・サラー(10.7回)、ジョーンズ(10回)、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(9.94回)、ベルギー代表FWディボック・オリギ(9.50回)、そして南野(8.93回)の順となっている。
19歳のジョーンズは2項目ともトップ5にランクインすることになったが、オリギや南野を含め、途中出場組は限られた時間の中で全力を注ぐパフォーマンスとなるため、当然長時間プレーするスタメン組と比べれば体力面を踏まえても、90分間あたりのボール奪取数やプレッシング回数は必然的に多くなる。それでも、前線からのプレッシングを軸とするユルゲン・クロップ監督のサッカーに南野も適応し始めていることが、このデータからも垣間見ることができた。
(FOOTBALL ZONE編集部)