久保建英、リーガ「部門別ベスト11」に選出 ウーデゴール、ファティらと現地紙評価
スペイン紙「マルカ」が「新発見」&「21歳以下」イレブンに久保を選出
今季マジョルカでプレーした日本代表MF久保建英はリーガ・エスパニョーラで35試合に出場し、4得点4アシストの成績を残した。チームの2部降格阻止は叶わなかったが、十分なインパクトを残した活躍もあり、スペイン紙「マルカ」が選出した部門別のベストイレブンで久保は飛躍を遂げた「新発見」部門と「21歳以下」の2つのチームに名を連ねている。
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バルセロナの育成出身の久保は、昨夏にレアルと契約。プレシーズンはトップチームでプレーし、高い評価を獲得し、1年目はBチームでのプレーも予想されていたなかで8月にマジョルカへの期限付き移籍が決定した。
第3節のバレンシア戦でリーガ・エスパニョーラデビューを飾ると、第13節ビジャレアル戦で初ゴールをマーク。特に新型コロナウイルスによる中断が明けて以降はチームが残留争いをする中で際立ったパフォーマンスを披露していた。結果的にマジョルカは20チーム中19位で来季2部降格となったが、久保の活躍はスペインの現地メディアも再三取り上げられるようになった。
そうしたパフォーマンスが評価され、久保は「マルカ」が選ぶ部門別のベストイレブンで2つのカテゴリーに名を連ねた。1つ目はリーガ1年目、あるいは飛躍を遂げた若手選手を対象とした「新発見イレブン」。3-4-3システムに合わせて11人が選ばれ、久保は左MFとして選出された。
そのほかにはバルセロナの17歳FWアンス・ファティやレアル・マドリードで台頭したウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、バレンシアのU-21スペイン代表MFフェラン・トーレス、レアル・ソシエダのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールらが選出されている。
さらに久保は「21歳以下イレブン」にも選出。久保、ウーデゴール、バルベルデ、トーレスのMF4人の顔ぶれは「新発見イレブン」と同じで、ここでは久保がトップ下に入るひし形中盤の構成となった。
ファティもこのカテゴリーでの選出を果たしたほか、レアルのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールやレアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクらも選ばれている。
リーガ1年目のシーズンを戦い抜いた久保。今季のリーガを象徴する選手の一人として確かなインパクトを残し、現地メディアからの高い評価を手にしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)