浦和のリモートマッチに感じた6年前と異なる光景 “声なきスタンド”の見えない力とは?

浦和レッズGK西川周作【写真提供:浦和レッズ】
浦和レッズGK西川周作【写真提供:浦和レッズ】

タオルマフラー合計5629本、フラッグ508本がスタンドに掲げられたなかでプレー

 また、浦和のオンラインショップで販売し、日付の入ったこの試合に向けたタオルマフラー合計5629本、フラッグ508本がスタンドに掲げられた。これは、試合後に回収され購入者の手に渡るという。サポーターから寄贈されたものも含むこうしたメッセージやクラブカラーの演出は、同じ無観客でも6年前のスタジアムとはまったく違うものだった。

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 試合前には両クラブの選手たちと審判団が医療従事者への感謝を込めて拍手を送ってスタートした試合は、0-0で引き分け。それでも、2014年の清水戦にも出場していて、今季から主将を務めるGK西川周作は、このスタジアムの環境に感動して涙も込み上げ、「サポーターからのバトンをスタッフが受け継いで、一枚一枚ビニールを貼って頂いた。2014年の無観客とはまったく違う雰囲気で、その感謝の気持ちを持ち続けてプレーしたい」と話した。

 西川は試合終了まで15分を切ってから、横浜FMのFW仲川輝人との1対1のセーブやFWエジガル・ジュニオのシュートが目の前のDFに当たったものを弾き出すなどファインセーブを連発。普段は大サポーターが背中を押す北サイドスタンド側のゴールで、価値ある引き分けをもぎ取るセーブを見せた。そこには、声はなくとも確かな思いを受け継いだスタンドからの後押しがあったのかもしれない。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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