レアルMFクロースが明かす“マンC攻略法” 「奪い返そうとする時の守備が鍵」
クロースが師と仰ぐグアルディオラ監督について言及「今でも連絡を取り合っている」
レアル・マドリードは現地時間26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・シティと対戦する。ドイツ代表MFトニ・クロースは、敵将のジョゼップ・グアルディオラ監督について、「今でも連絡を取り合っている」と親密な関係性を明かした。そのうえで、シティ攻略の鍵について言及したとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。
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2014年にバイエルンからレアルへ移籍したクロースは、バイエルン最後のシーズンにグアルディオラ監督から指導を受けた。米メディア「The Athletic」のインタビューのなかで、スペイン人指揮官との関係性について明かしている。
「今でもバイエルンでプレーする選手たちにグアルディオラのことを問うと、比較対象がたくさんあるにもかかわらず、これまでで最高の指導者という返答があるだろう。僕は1年間だったが、彼の下でのプレーが大好きだった。だからと言って、レアルでキャリアを終えたいと思っている僕が、再び彼とともに仕事をすることはないと思う。
もちろん彼のためにプレーしたいと思うことはあるし、実際にそれでバイエルンとの契約を更新しようと考えた。それでも、彼のために新しい契約にサインをすることは正しくなかったと思っている。当時、ペップは僕に5年間の契約延長をさせたかったようだが、先に彼が去ってしまったらどうなっていただろう。その2年後にはシティに行ったわけだしね。だけど、僕たちは今でも連絡を取り合っているし、良好な関係を築いている。彼から学んだすべてを忘れないだろう」
師と仰ぐグアルディオラ監督が率いるシティと対戦するにあたって、クロースはしっかりと対策を考えているようで、その攻略の鍵について言及した。
「シティの指揮官についてはよく知っているし、彼らには良い選手がいることも知っている。多くのゲームを見ることは、時に物事を複雑化させる。それはポゼッションを繰り返す均衡した非常に興味深いものになるだろう。両チームが積極的にボールを奪い合うなか、僕らがボールを奪い返そうとする時の守備が鍵になり、攻守の切り替え時にできるわずかなスペースを使えるどうかだと思う。そういった個々の働きで五分五分にできるんじゃないかな」
グアルディオラ監督をよく知るクロースが明かした攻略法で、レアルは優位に立てるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)