「悔しかった」 “タイの英雄”ティーラシン、Jリーグ再挑戦の理由 2年前とは「全然違う」

Jリーグで「10ゴール以上を目指す夢が、まだ叶っていない」

 タイ代表の“後輩”であり、2017年から北海道コンサドーレ札幌でプレーするMFチャナティップは、2年ぶりにJリーグへ再挑戦する“先輩”ティーラシンについて、「タイの中で、ものすごい実績を持つ選手。とてもプロフェッショナルな選手なので全く問題ないし、本人がもう一度、Jリーグに挑戦したい気持ちが強かったんだと思います」とエールを送る。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 ティーラシンにとっては、そんな後輩のチャナティップが2018年のJリーグベストイレブンを受賞したり、同じくタイ代表の後輩である横浜F・マリノスのDFティーラトンが、主力として昨季J1リーグ制覇に貢献した姿は大きな刺激になったようだ。

「タイ人として、自分がJリーグでプレーできるところを見せたい。(2018年に)広島でプレーした時も10ゴール以上を目指したのですが、それに届かなかったのが悔しかった。その夢が叶っていないので、まずは今年そこに挑戦したい。それが叶ったら、次の目標を決めようかと思います。そのためにはまずチームメートとコミュニケーションを取り、清水エスパルスのタイミングやテンポ、やり方に慣れたい。時間は少しかかるでしょうが、それができればいいプレーが見せられると思います」

 ピーター・クラモフスキー監督の下、攻撃的なサッカーで躍進を狙う“新生”清水。その前線でタイの英雄FWは輝きを放ち、広島でやり残した“夢”を叶えられるのか。2年ぶりのJリーグ再挑戦に注目が集まる。

[ftp_del]
>>【PR】イングランド・プレミアリーグをDAZN(ダゾーン)で見よう!ネットでの視聴方法はこちら!
[/ftp_del]

(FOOTBALL ZONE編集部・谷沢直也 / Naoya Tanizawa)



page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド