「レアル史上最も感動的な入団会見」 ブラジル18歳新星が流した“万感の涙”に現地注目
レイニエルが念願の入団会見 「家族全員にとっての夢だった」
ブラジルが生んだ新星FWレイニエル・ジェズスは現地時間18日、レアル・マドリードの入団会見に臨んだ。多くのブラジル人有望株が加入するなかで、スペイン紙「マルカ」によると「クラブ史上最も感動的な入団会見」になったのだという。
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18歳の誕生日のタイミングを待ってレアルが契約にこぎつけたレイニエルは、185センチの長身ながら柔らかなテクニックを持ち、“サッカー王国”待望のスコアラーとして期待を集める。
そのプレースタイルから、レアルに在籍した大先輩である元ブラジル代表MFカカにたとえられる声があるが、「僕にとってカカはアイドルで、いつも彼を見ていた。ペナルティーエリア内に入って、フィニッシュできるし、多くボールタッチできる。彼と比較されるのは嬉しい」と語り、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、MFカゼミーロ、DFマルセロ、DFエデル・ミリトンら多くのブラジル人選手がいることについても「素晴らしい選手たちだ」と、共演できるのを楽しみにしているようだ。
そんなレイニエルだが、会見でまさかの場面があった。自身のキャリアを振り返る際、所属したフラメンゴでのゴールシーン、そして昨季のコパ・リベルタドーレス優勝の映像が流れると、目に熱いものを溜めた。そして隣に同席していた父親と母親も目を覆い、3人で涙を流していたシーンを同紙は「サンティアゴ・ベルナベウの歴史上で最も感動的な入団会見」と紹介している。
レイニエルは「レアルでプレーすることは夢だし、家族全員にとっての夢だったんだ」と話し、涙が思わずこぼれた理由を明かした。まずはラウール・ゴンザレス監督率いるカスティージャ(Bチーム)に所属するが、「ラウール監督との会話にとても満足しているんだ」とも話している。
マジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英を含めて出世争いは激しいものとなるが、涙もろい若き有望株は今後どのような成長を見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)