バルサ、締め切り直前で“プランB”へ変更 スアレスの後釜確保に向け駆け込み商談

アヤックスFWドゥシャン・タディッチ獲得にバルサがシフトか【写真:Getty Images】
アヤックスFWドゥシャン・タディッチ獲得にバルサがシフトか【写真:Getty Images】

アヤックスFWタディッチ獲得に向けて代理人と交渉スタートか

 バルセロナはキケ・セティエン新監督が就任して3戦目のバレンシア戦で敗戦を喫するなど、チーム立て直しの真っただ中にいる。そのなかで喫緊の課題となっているのが全治4カ月の負傷で離脱したウルグアイ代表FWルイス・スアレスの代役だ。1月の移籍市場で何とか確保に走りたい強化側だが、スペイン紙「マルカ」によると締切直前で“プランB”に切り替えざるを得なくなっているようだ。

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 セティエン監督は当初スアレス不在のセンターフォワードについて、バルサBなどを含めた現有戦力でやりくりする方針を示唆していたが、バレンシア戦での完封負けもあってチームとしては緊急補強に動いている。そのファーストターゲットとなったのはバレンシアのスペイン代表FWロドリゴだった。

 移籍間近との報道があったが、バルサ側が提示したオファーに対してバレンシアが首を縦に振ることはなく、この交渉は急転失敗に終わったとの見立てが多勢となっている。そのなかで代役候補としてバルサが動いているのは、アヤックス所属のセルビア代表FWドゥシャン・タディッチと同紙は報じている。

 タディッチはかつてエールディビジを経てサウサンプトンに加入したものの成績は芳しくなく、2018年夏にアヤックスへと加入。しかし有望株のそろうチームでゲームメークもできる3トップの中央として存在感を発揮。34ゴール19アシストでリーグ戦の得点王とアシスト王、そしてアヤックスのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)4強進出に大きく貢献した。

 同紙によるとタディッチの代理人は現地時間29日にバルセロナへと渡り、具体的な交渉を進めるために話し合いの場を持つとも見られている。バルサは昨夏アヤックスからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを獲得しているが、1月31日の移籍期限締め切りまでにこの商談をまとめることができるのか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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