南野所属リバプール、ファウル数でも“欧州1位”! 「平均8.14回」は約700クラブで最少

リバプールはファウル数で欧州最小だった【写真:Getty Images】
リバプールはファウル数で欧州最小だった【写真:Getty Images】

専門調査機関が欧州35リーグを対象に算出 最もファウル数が多かったリーグは?

 今季のプレミアリーグで首位を独走するリバプールは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ王者となると昨年12月にはクラブワールドカップも制して世界王者となった。今冬の移籍市場で日本代表MF南野拓実も加入し、日本での注目度も高まっているイングランドの名門だが、「欧州で最もフェアなクラブである」とスイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」が発表した。

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 国際的なサッカーの調査機関である「CIES」は、各クラブの犯しているファウル数についての研究成果を発表した。1試合あたりの平均ファウル数だけではなく、各国リーグの平均値に基づいたファウル率も算出したという。同機関は、ヨーロッパの計35リーグ、約700のクラブのデータを分析した。

 その研究結果によると、欧州で最もファウル数が少ないクラブは、現在のヨーロッパ王者であり、世界王者でもあるリバプールだという。彼らのファウル数はプレミアリーグで1試合平均8.16となっており、これはリーグ全体の平均ファウル数より22%も少ない数字だ。

 35リーグの平均ファウル数は27.2回となっているが、プレミアリーグだけに限ると平均ファウル数は20.4回となっており、同機関はプレミアリーグのジャッジがプレーを流す傾向にあると指摘しているが、そのなかでもリバプールは最も平均ファウル数が少なくなっている。

 平均ファウル数が10回未満の上位18チームのうち、プレミア勢はリバプール(1位/8.16)、ニューカッスル(5位/9.14)、ボーンマス(6位/9.23)、レスター(12位/9.59)、チェルシー(13位/9.64)、ノリッジ(14位/9.68)、トットナム(15位/9.73)、マンチェスター・シティ(18位/9.95)と最多8チームがランクインした。

 一方、1試合あたりの平均ファウル数が最も多かったリーグは、平均34.9回のセルビア・スーペルリーガで、31.6回のブルガリアのファースト・プロフェッショナル・フットボールリーグ、31.4回のチェコのフォルトゥナ・リガと続いている。

 スペイン紙「AS」は、「ポゼッションが高いクラブは、必然的にタックルの数が少なくなる。さらに高い位置からプレッシングを仕掛けるリバプールのスタイルが、この数字を後押ししている」と指摘した。そして、リーガ・エスパニョーラのクラブでは、1試合平均10.63回のレバンテが最少で、10.95回のバルセロナが2位になっている一方、12.63回のレアル・マドリードはスペイン国内で7位、欧州全体では169位であることを伝えている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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