D・シルバの神戸移籍は既定路線? 英紙がイニエスタとの日本での共闘を有力視
マンCを今季限りで退団予定の司令塔、米MLS行き報道も浮上
イングランド・プレミアリーグの王者マンチェスター・シティに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバは昨夏、今季限りで退団する意向を明言した。去就が注目を集めるなか、英紙「デイリー・エクスプレス」は新天地候補として元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがプレーするJ1ヴィッセル神戸の名前を挙げている。
現在33歳のシルバは、ユース時代から過ごしたバレンシアで頭角を現しスペイン代表としても活躍すると、2010-11シーズンにシティへ移籍した。左利きの司令塔として攻撃にアクセントを加え、これまで4度のプレミアリーグ制覇などタイトル獲得に貢献。契約が2020年6月で満了となるなか、昨年6月には今季限りで退団する意向を明かした。
今季も16試合3得点と攻撃の中心としてプレーするなか、ジョゼップ・グアルディオラ監督はシルバの後継者探しを進めているという。「デイリー・エクスプレス」紙はU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンにより多くのプレー機会を与えられると伝えるとともに、アトレチコ・マドリードのスペイン代表MFサウール・ニゲスが新戦力候補に浮上していると報道。その記事内で、シルバの動向について「プレーメーカーはすでに日本のヴィッセル神戸への移籍で結びついており、かつてスペイン代表でチームメートだったアンドレス・イニエスタの仲間になる」と伝えている。
先日には、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、今年から米MLS(メジャーリーグサッカー)に新規参入するインテル・マイアミが、口頭合意に達したとも報じられていたシルバ。契約満了まで半年を切り去就に注目が集まるなか、今夏以降に神戸でイニエスタらと共闘する姿を見ることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)