レアル、ドイツ代表FWヴェルナー獲得へ 「ヨビッチ+37億円」でオファーを提示か
72億円で獲得したヨビッチを交換要員として準備か
補強禁止処分が軽減されたチェルシーは、今冬の移籍市場でRBライプツィヒに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得を目指しているという。レアル・マドリードも“選手+現金”の条件で獲得に乗り出すようだ。英紙「デイリー・スター」が報じている。
今季のブンデスリーガで16試合に出場し、18得点を挙げて首位ライプツィヒを牽引しているヴェルナーは、複数のクラブから注目を集めている。1月の移籍市場での獲得を目指すチェルシーだが、レアルとの取り合いになる場合は、難しい状況になるかもしれない。
スペインメディア「エル・デスマルケ」によると、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、ヴェルナーを高く評価しており、2018-19シーズンにフランクフルトで48試合27得点を決め、昨夏に獲得したばかりのヨビッチを交換条件の一部に使う考えもあるという。
ヨビッチは、ジネディーヌ・ジダン監督の率いるレアルでは、リーグ戦3試合の先発出場にとどまっている。ペレス会長は1月の移籍市場で放出を準備しているが、夏に獲得した際の5100万ポンド(約72億円)を払うクラブはない。そこでレアルは、7700万ポンド(約109億円)の市場価値があるとされるヴェルナー獲得の際に、ヨビッチ+2600万ポンド(約37億円)でライプツィヒにオファーするようだ。
イングランド代表FWタミー・アブラハムと同レベルのストライカーを求めていたチェルシーのフランク・ランパード監督にとって、レアルの動きは痛手になりえる。リーグ戦20試合に出場して12得点を挙げている22歳が欠場した際、フランス代表FWオリビエ・ジルー、同代表FWミシー・バチュアイはいずれも監督を満足させることができなかったからだ。
2人は冬の移籍市場でクラブを離れるという話もあり、チェルシーはもう一人のストライカー獲得が不可欠だ。リヨンのベルギー代表FWムサ・デンベレにも触手を伸ばしているとされるが、リヨンは放出を拒否しているとされる。果たして、チェルシーはストライカーを補強できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)